小さな命♪
今朝のこと。
まだ眠気がさめず頭がボーーーッとしている時、アリアナから電話。
「おかあさん、大変!大変!私、どうしたらいい??」
切羽詰ったようなアリアナの声にいっぺんに眠気がふっとんだ。
「飛行機に間に合わないかもしれない!!」
聞くと、新大阪のホテルに泊まった彼女、新大阪から関空までの移動時間を
勘違いし、電車が到着するのはチェックイン終了の5分前だと言う。
ついこの間、ロスの空港でチェックイン時間の苦い経験をした私。
(その時の記事はこちら)
電車の駅から空港のカウンターまでどれくらいかかるのかわからないけど、
ヤバイことに間違いはない。
とにかく、慌てずにその電車に乗ること、こっちでできることはやってみるから
またあとから電話するように、その二つを伝え、朝の家事はそっちのけにして
頭を整理した。
まず、パソコンに向かい、関空の出発便を調べ、便名を調べた。
運よく、今日は30分遅れの出発予定ということが関空のHPに乗っていた。
104に電話してルフトハンザ航空と関空の総合案内の電話番号を聞く。
ルフトハンザのオペレーターから苗字の綴りを聞かれたけど、でてこない。
かなり慌てていた。
「フェニグスドルフ」という、苗字なんだけど、頭文字を「F」と言ったので
「名簿にありません」という返事。
手帳を探すけどみつからない←かなり焦りまくり・・・
頭文字は「P」だった

事情を話し、5分くらい遅れるかもしれないけど、乗せて下さいと懇願。
(あつかましい


「わかりました。すぐに空港に連絡致します」
アメリカなら「ありえねーーーー!」だろうな

自己責任の国だから。
「おかあさん、ごめんね。ごめんね。ありがとう・・・
ドイツに着いたら、すぐに電話するから!!」
北ウィングの11番ゲートに行くことを伝え、
「慌てずに走りなさい!気をつけなんよ!!」とわけのわからないことを言って
電話を切った。
かなりやきもきしたけど、その後出発時間になっても電話はなし。
よかった~。
無事に乗れたんだ。
最後の最後に手を焼かせた娘だった^^;
週末の旅行の記事も中途半端なままなんだけど・・・・・

昨日、ウチを出る前にワンニャンたちとの記念撮影の中の1枚。
クライネちゃん。
アリアナが付けた名前。
ドイツ語で「チビちゃん」という意味なんだそう。
実は高千穂から帰った日の夜遅く、子供Aが拾ってきた・・・・

コンビニの駐車場の箱の中に白ご飯と一緒にポンとそのまま入れられていたと。
「おかあさん、子猫が・・・・」と電話があった。
「ダメ!もう、おかあさんに見せないで!」と、電話を切ったけど
「死んじゃう・・・」と何度も泣きながら電話をしてきた。
「自分で責任もちなさいよ」ということでウチへ。

拾ってきた日、フランとちょっとだけご対面。
今は他ワンニャンとは全く接触させていない。
6月に拾ったドットちゃんのときに、想像妊娠してしまったフラン、
先生からも 「また想像妊娠しちゃうよ」と接触させないように釘をさされた。
今、この子は必死で生きようとしている。
つれてきた日は元気がよかった。
ガリガリにやせて、目はつぶれていたけれど。
猫缶も子猫用の粉ミルクも受け付けない。

(23日 病院に行く車の中で)
あくる日(22日)から今日で3日間、病院に行っているけど、どんどん衰弱
している。

風邪、風邪のための口内炎(だから食べられない)、肺炎を起こす恐れがあること。
母親のおっぱいを充分飲んでいず、抵抗力がないこと。
子猫は衰弱したら回復が難しいこと。
血圧が低く、血液の循環が悪いこと。

とにかく食べさせること。
スポイドを使って、子猫用の粉ミルクをあげていたけど、歯が生えているから
食事のほうがいいということ。

今はこうして、高カロリーの療法食を1時間~2時間に一度食べさせている。
かわいそうでムゴイと思うけど、注射器をつっこんで無理矢理・・・(涙)

「この注射は痛いんだよね・・」
と言われたように、ガリガリの小さな体に針を刺すと、「ギャッ!」と鳴く。
もう、毎日注射だ。
子供が見つけた日、朝からすごい土砂降りだったらしい。
雨に打たれて風邪をひいてしまったんだね・・・・
生後1ヶ月くらいの子猫は、とにかくチョロチョロしてよく動くんだけど、
じっとしたまま動かず、くた~っとしている・・・
なんとか、生かしたい。
生きてほしい。
せっかくこの世に生まれた小さな命、どうにか頑張ってほしい。
祈りに似た願いの中、今、クライネちゃんは生きようとしている・・・・
神様。どうかこの子に命の縁を与えて下さい・・・・・
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